新年　あけましておめでとうございます。

つつがなく令和４年の新春を迎えられましたことと謹んでお慶びを申し上げます。

皆様方におかれましては、日頃より多賀町商工会の諸事業に対しまして、一方ならぬご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、昨年は春からの第4波、夏からの第５波と繰り返し爆発的に新型コロナウイルス感染症の感染者が増加し、旅行の自粛や多人数での飲食自粛が長く続くなど、多賀町の地域経済にとって厳しい１年となりました。新年においても、昨年末から新たにオミクロン株が全国に広がってきており、しばらくはｗｉｔｈコロナに付き合わざるを得ない状況かと思います。

こうした中で、地域の皆様、中でも会員事業者の皆様方におかれましては、厳しい経営状況に直面され、大変ご苦労されておられるところでありますが、こういう困難な時にこそ、商工会はその原点に戻って町内商工業者の経営支援と地域経済の振興に取り組み、地域の皆様方に頼られる存在でありたいと考えています。

これまでの間、国や滋賀県の補助制度等について事業者の皆様の立場に沿って相談・申請等に応じるとともに、特に多賀町行政との連携を図り、多賀町独自の施策を共に進めるなど、支援に努めてきたところであります。今後も引き続き、町との連携を強めて多賀町ならではの支援を展開したいと考えています。

今年の先行きは全く予断を許しませんが、皆様方とともにこの禍に打ち勝ち、乗り越えるため、地域の団結を一層強め、もって多賀町商工業の発展に尽力してまいりたいと考えております。

最後になりましたが、令和４年の新春にあたり、皆様方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。いずれにいたしましても、コロナ禍が一日も早く収束を迎え、多賀町に明るい兆しが訪れることを切に期待しているところであります。引き続き地域の皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げまして、新年のご挨拶といたします。